2022年7月16日土曜日

神戸市外大での講演 「文学の遊び方、ワタシの場合」


 どうもFacebookとかすぐに友人知人に見えるものばかりになってBlogの投稿が3年も止まっているのを反省。19年のケレットさんの招聘イベントのことも書いてないし、そのあとコロナが始まって以降の"Outside"制作や温さん木村さんをお招きした2020年の授業やら諸々、書いておくべきことを書いていない。反省。ソーシャルメディアの閉じた空間だけではダメな気がするのでなにかあったらちゃんとblogに書こう。

昨日は学部時代の母校、神戸市外大の「米文学史」の授業にお招きいただき、「文学の遊び方、ワタシの場合」というタイトルで講演をさせていただきました。


懐かしき神戸市外大の様子。所々新しい施設はあるけれど原型は昔のまま。


パーラーはないしビールは売っていない(宝くじ同好会で百万円当てて学食でビールで乾杯した話も披露したぞ)。

楽しく講義させてもらいました。難波江先生がお一人で全て準備されていて、しかもハイブリッドでzoom同時配信にビデオカメラでも録画してYouTubeにアップということで、準備がむちゃくちゃ大変だろうし、送ったパワポも動画を載せたので6Gにもなっちゃってそこでもお手数をかけてしまいましたが、全てスムースに運営されていて、尊敬。


講義ではワタシの半生の反省から始まって、こうやって文学を楽しんできましたよ、というのをオースターの話、紙幣の話、ケレットさんや文芸イベントの話と繋げて行って、パワポ作りながら思ったけど、自分がやってきた(時として方向性がバラバラの)いろんな活動が線になって行くようで、自分の振り返りと今後の展望を考える上でもいい機会になりました。
学生たちがみな熱心に聞いてくれてかわいいのと、あと外大は2部もあるので2部の学生さんからの反応も嬉しかったし、茶話会に残ってくれた学生さんたちとのおしゃべりも楽しく、甲南での授業に出たいと早速メールをくれた子も2人いいました。
終了後は今年から着任された井上さんも交えての食事会でこれまた楽しかったです。
送ってもらった学生のコメントを見るとそれぞれ違うポイントで響いてくれたようで、嬉しいものばかり。普段の授業ではこんなコメントもらえないので、ゲストというのは役得ですな。
今はやりたいことはぼんやりしててもいいから、好きなことを大事にしてそれに導かれていけばいいよ、というのをメッセージとして送りましたが、この学生たちがみな自分なりの好きをカタチにしていってくれたらいいなあと願わずにはいられません。
結局ジャケットは暑いので、話の中にも出てくるケレッとさんイベントTシャツで変なおじさん風に登場してみました。