2024年1月27日土曜日

ビザ到着

火曜日にビザの面接に行って木曜にビザの送付方法を問うメールが来る。トリッキーなのが、このメールが領事館 の名前ではなくAyobas K.K.  ってとこから来るってことで、油断してるとスパムとして見逃しそう。このメールでレターパックで郵送するか領事館でピックアップするか聞かれる。レターパックを選択。色々情報を入力するのだが、ここでもわかりにくいのがなんの説明もなく CGI Federal UID ってのを入力するよう求められるってこと。


なんのことかわからないが、ビザ申請のページにログインして面接予約確認書を見たら一番下のバーコードのとこにUIDってのがあって、これっぽいなあと思って入力したらいけた。

送料の3410円をカードで支払う。また出費だ。

金曜にまたAYOBASから「送ったぞー」ってメールが来て、翌土曜日に到着。サイトではビザの発行まで2、3週間かかると書いてあったが、火曜に行って週内に届いた。思っていたよりもだいぶ早い。面接時に持っていったD S-2019など諸々の書類とともに到着。ビザはパスポートに貼ってある。レターパックプラスは520円なのに3410円もかかるのはどうなのか。










2024年1月23日火曜日

在外準備 ビザ面接

 2024年の3月20日からCity New York Baruch College で1年間Research Scholarとして在外研究(サバティカル)を過ごす。そこに至るまでのいろいろはまた追って書くとして、今日はビザ取得のための面接を受けに大阪の米国領事館に行ってきた。その記録。

朝10時5分の予約で20分前には着いていたが30分は待った


ビザの面接のために大阪の米国領事館へ。昨日書類を見てたら小さなカバンに書類とケータイしか持ち込めないのでコインロッカーに荷物預けて来いって書いてて、東梅田の駅のコインロッカーに荷物を預けるが、結構普通のカバンで来てる人もいて、手荷物検査の手間を減らすためにこういう警告を出しているのだろう。真面目に指示に従わんでもよかったか。
朝から結構な行列で、寒い。なかなか進まないし。
入館のあとは書類を提出して指紋を取られて、そのあと1、2分の面接。SEVIS費用を払っていなかったので、あとで払って領収書を送れとのこと。これが220ドルでこの前ビザ申請に185ドル払ってるから400ドルかかってる。ってことは手続きだけで6万円!出費に敏感になっているワタシには痛い。
面接は、どこ行くの?ーニューヨーク。働いてる大学は公立?私学?ー私学。なんの研究するの?ーアメリカ文学とユダヤ文学。That's itであった。でも中国系のおばちゃんがアフリカ系の係員に「ザンネンデスガビザのハッコウはデキマセン」と言われる声がスピーカー越しに響いた時は待機列にちょっと緊張が走った。ハッコウされなくても6万円は返ってこないのか。
終わったら11時半で、そういえば阪神にシェイクシャックがあるな、食いたいな、NYでは家計の都合で食えんかもしれんから食うとこかな、という思いが一瞬よぎるが、やはりしぇからしか。キクラゲ入れて替玉一回でちょうど千円。日本は安くていいなあ。
こういう記録はブログとかにまとめておくと人の役に立ったりするかもしれないし、自分の記録としてもよさそうなので、あまり更新していなかったこのブログにまとめていこうと思う。

NY行ったらラーメンも3,4千円するのか・・・


2024年1月21日日曜日

福永信「夢のなかの政治家の夢」

 『新潮』2024年2月号に福永信さんの短編「夢のなかの政治家の夢」が掲載された。現政権(あ、辞めた人もいるか)の閣僚たちの見る夢を描く。

現政権のメンツを見ていると、壺やら裏金やらで「こいつらは!」って気持ちになる毎日であるが、こうして同じように夢を見るニンゲンとして見ると、この人たちにも歴史や趣味嗜好があり、同じニンゲンなはずやしなあ、って気持ちになる。末尾に乗せられているような経歴のリサーチに基づいているのが面白いし、「夢」だとしたらそういう夢を見てる可能性は確かにあるし、でもそこにうっすらと戦争の影が滲んでいるのがまた怖い。イスラエルとパレスチナ、ウクライナとロシア、台湾と中国、そして右傾化して軍国化していく日本が、政治家たちの無意識に映り込んでいて、笑えたり微笑ましいと同時にうすら寒くも感じる。
 閣僚たちの経歴をリサーチしているのは、とにかく言語というおもちゃで遊び続ける福永さんのいつもの書き方とは違うなあと思ったが、それをリアリズムに落とし込むのではなく「夢」という可能性の世界に仕立て上げているところはやはり福永さんらしい。大変面白い。

2024年1月5日金曜日

KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」第一回イベント「外側に紡ぐ物語ー村田沙耶香さん公開インタビュー」

 2023年12月23日に作家の村田沙耶香さんをお招きして、KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」第一回イベント「外側に紡ぐ物語ー村田沙耶香さん公開インタビュー」を開催いたしました。

会場の様子

 詳しい様子は甲南大学図書館のサイトに。