2016年1月16日土曜日

大阪30K冬大会

 30キロのレース(というよりはむしろ練習会的な)。5時起床(させられる)。おにぎり一個、菓子パン2個、アミノバリュー、よもぎもち2個。阪急で南方へ。寝過ごしそうになるわ、十三で乗り換え間違えて淡路まで行ってしまうわでなかなかぼんやりな朝である。

 フルマラソンに備えるためには30キロとか長距離を走っておく必要があるのだが、長距離を一人で走るのはなかなかしんどい。飽きるし、ペースも落ちてどうしてもLSD的になってしまう。このレースはそういうランナーの要望に応えて、みんなでそれぞれの目標レースに備えて30キロを走ろうというもの。

 1キロのペースごとに細かくペースメーカーがつき、スタートも早いペースの集団から2分おきに出走で、普段のレースみたいなぐじゃぐじゃがない。主催がRunnetをやっているアールビーズという会社で、さすがランナーの要望がよく分かったランナー目線の設定が嬉しい。たとえば距離は1キロごとに正確に掲示してあるし、コースも(5キロ行って折り返し5キロ+そのまま2.5キロ行って折り返し2.5キロ)×2ラウンド、ととてもわかりやすくレースプランを立てやすい設計になっている。協賛のアミノバイタルがレース前と20キロで提供され、ほかにも無料のおにぎりやカステラなどのフードもあり、下手すりゃ朝食べてこなくてもなんとかできるのではないかというくらい充実。

にぎやかな会場

 ターゲットのレースが2月末の姫路城で、ここではぜひ4時間切っておきたいので、キロ5分30秒のペースで申し込んだ。先週のハーフでキロ5分で21キロ走れたので、まあ妥当な感じではなかろうか。

 9時半から順次スタート。キロ4分台のエリートランナーたちから始まって、数分後にキロ5分30グループ、出発。

 走り出してすぐ、体が重い。キロ5分30ってこんな速かったっけ?無理無理!みたいなかんじであったが1キロほど行けば呼吸も落ち着き、まあなんとかなるか、ってな調子。ただ、こういうレースって初めてだったのだが、ペースメーカーがついてみんなそのペースを目標にしていると、当然のことながらペースメーカーの後ろがものすごいダンゴ状態になってしまうのだ。みんなペースメーカーを見失いたくない、置いて行かれるのが怖いからそばにいたい、でも人数が多いからそんなスペースはない。結果ペースメーカーの後の集団内でぶつかったり無駄な抜きつ抜かれつになったりする。これは無駄に疲れるわ、と思って、ペースメーカーの前に出る。で、キロ5:30よりちょっとだけ速めに走る。すいているし気持ちいい。快調に5キロ折り返し。

 天気も良くどんどん体が軽くなっていく。給水はマメに。さらに5キロ行って、そのあと2.5キロ、折り返しを戻って半分の15キロ。

 これはたぶんイーブンペースじゃなくてもいけるな、と思いキロ5:15に上げる。順調。20キロまで来てさらにキロ5分まで上げる。

 ホントは25キロ以降さらにあげて4:45とかで走ってみたかったのだが無理であった。21キロくらいからヘタってキロ5分も厳しくなり、5:15くらいまで落ちる。とはいえそのまま粘って、結果2時間37分台。当初の予定より7分ほど早かったので、上出来である。ゴールしたとたん足がものすごいハリだったが。

 マッサージのサービスを受けて、姿勢の改善アドバイスをしてもらい、昼めしへ。ネットで調べていたステーキ屋へ。


 でかいリブ肉を食うつもりであったが、次のレースへのダイエット意識が芽生え、250gにしライスには手を付けず。

 食後は風呂に入りたいと十三まで歩いて銭湯を探す。一軒あったが営業時間にはまだ早かった。結局王子公園まで行って、灘温泉へ。やはりここがベストやな。

 マラソン大会の参加賞はなかなか着にくいTシャツが多いが、たぶん今回のはなかでもすごい。

たぶん着ることはない






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