更新が止まっている。今どき人のブログを読む人なんて稀有であろうし、ソーシャルメディアで直接やりとりするのが大勢なので、自分でもブログは放置しがちなのであるが、名前を知って「この人どんな仕事してるのか?」と思った人がブログを読んで調べてくれて、その上で「止まってますね」と言われることが何度かあったので、これはよくない。 活字になったものとか訳したもの、喋った仕事なんかは忘れずに載せておかなくては。それにNYCに行く前のことを書いたところで止まっているので、行ったきり帰ってきてないと思われかねない。日本に帰ってきております。仕事もしております。NYCの日々はFBに日々せっせと記録していたのだが、こちらに書いておくべきだったか。
思い出せる範囲で最近の仕事の記録。
4月にアメリカ文学会東北支部で講演をさせてもらった。「「告げる」文学から「問う」文学へーパレスチナ系英語文学の現在」というタイトルで、Ghassan Kanafaniを起点に、Susan AbulhawaのMornings in Jenin, Randa JarrarのA Map of Home, Hala AlyanのSalt Housesを経て、Isabella HammadのEnter Ghostへとマッピングするお話。
『新潮』7月号で福永信さんと共に「今あえて、イスラエル人作家エトガル・ケレットと考える」を企画してケレットさんのエッセイ「戦争日記」と、それに反応した日本の作家たちのエッセイを読んでのケレットさんのアンサーエッセイ「混乱を讃えて」を訳した。世界が国同士の戦争に突っ走る中で、国に分けられるのではなく同じ「戦争」の被害者としての個人を考えたいと思ってやった仕事。意味ある仕事だったと思っている。