2015年6月15日月曜日

神戸書店めぐり

福永信さんの講演会at甲南大学on7/9の広報、学内はもう十分やったので次は学外を、ってことで神戸の本好きが集まりそうな書店を半日かけて巡る。

まずはかつてのゼミ生、スカートの似合うだるまちゃんのhomeである「ザックバランな古本屋」トンカ書店。トアウェストにあります。懐かしの雑誌も気の利いた本もあります。店主のトンカさんがチャーミング。そういえば昔ここでバートン・クレーンのCD買ったな。いまだに聴いてる。
「ザックバランな古本屋」トンカ書店さん

ここからわらしべ長者的に「他、いい本屋さんないですかね?」と次を紹介してもらう。

次に南京町南の海岸通りの書肆スウィートヒアアフターさんへ。神戸のこのあたりは昔ながらの「ビルジング」が立ち並び、おしゃれな雑貨屋やカフェなどたくさんあってたのしい。こちらのお店も清潔感のある綺麗な店内に、新刊・古書双方が。短歌の本とかエスニシティに関する本が揃ってます。

店主の宮崎さんとお話ししてポスターとチラシをお願いしましたところ、なんと福永さんのサイン本を2冊持っているとのこと!さすが本好きの本屋、そして本好きの本屋に好まれる作家である。神戸の本屋の底力を感じる。

店主の宮崎さん

ここから絵本が揃うハニカム・ブックスさん、これまた素敵な店内でお茶もできるエメラルド・ブックスさんを訪問。それぞれカラーの異なる、それでいて居心地のいい本屋さんである。

元町商店街の西の方にあります 
 新刊の本屋さんはなかなかポスターとか貼ってくれないだろうなあと思いながらも三宮のジュンク堂へ。店長さん、二つ返事で受け取ってくれました!さすがジュンク堂。日本の書店業を担う気概を感じる。さらには住吉店でもチラシを置かせてくださいました。

最後にうちから一番近い王子公園のワールドエンズ・ガーデンへ。 歩き回って大汗をかいたのでアイスコーヒーをいただき、看板ねこのぶんちゃんを眺める。A氏にするようにおしりつついてみたところネコパンチを食らう。しかもA氏よりだいぶ強烈だ。

ぶんちゃん
こちらも快くポスターを貼ってくださり、しばし本のことや書店のことなど話し込む。福永さんの本も読んではった。先週土曜には今福龍太さんのトークがこちらのお店であったのだという。たしかに集まっていろいろしゃべるたくなるいい空間。まんなかにぶんちゃんの寝台があって。

暑いなか歩き回って疲れたけれど、どちらも快くご協力くださって感謝感謝である。そして神戸にはまだまだいい本屋がたくさんあるなあと実感した。

神戸書店巡り、おすすめです!



2015年6月5日金曜日

福永信 公開講演会 「ぼくはこうして作家になった。しかし・・・」 at 甲南大学

甲南大学文学部「ぶんたすプロジェクト」の一環として、英語英米文学科主催、「英米文化・文学入門」の講義一回を利用して、作家福永信さんの公開講演会を開催いたします!
 
7月9日(木曜日)、時間は14:40-16:10、場所は甲南大学岡本キャンパスにある「甲友会館」という建物です。

現代日本文学の最先端で、誰も読んだことがないような小説を紡ぎ続ける福永信さん。
変わった形の小説や、なんだかおかしな小説もあれば、
子供たちの小さな世界をたくさん集めてこの世界全体を描いてみせる作品もある。
そんな福永さんは、そもそもどうして、どうやって作家になったの?
作家のLIFE(人生、生活)とはどんなものなの?「作家になった」のあとの「しかし」とは?

学生のみなさんが大学で学んだあとの可能性は、「シューカツ」の外にも広く開けているはず。福永さんの話を通してみなさんの「キャリア」について考えてみませんか?
もちろん作品のお話も聞けますし、質問コーナーもあります!
 

文学部英語英米文学科の学生向けの講義の一環として行われるので、話題が学生向けの部分もあるかもしれませんが、自作についてもお話してもらう予定ですし、フロアからの質問の時間もたっぷり取りたいと思っていますので、福永さんのファンの方、興味をお持ちの方はぜひご参加ください。来聴者大歓迎です!

講演会企画と連動しまして、生協書籍部でも福永さんの書籍を揃えて「福永信フェア」開催中です。
興味のある方はぜひこちらでお買い求めください!

また、5号館1階カフェ・パンセでも展示してあります。
こちらはなんと座り読み可能なので、根性さえあればすべてここで読破することも可能!

甲南大学の学生であれば図書館特設コーナーも利用できます。
多数のご来場、お待ちしております!