コロボックルものって、まあだいたいおもしろいもんだ。サイズ的な対比だけでも観客の興味が引ける。この映画もそういうおもしろさはあったが、そこまで強調されてはいない。むしろこびとナメの人間の世界の描写が平面的というか、あまりこびととの対比を感じさせない印象。
小さな人の小さな冒険のお話。小さな世界から出て行くところだったので、これから大きな冒険か?と思ったところで終わってしまってちょっと物足りなかった。映画の世界観はよかったから、長さはこの倍あってもいいくらいだったのに。
男の子とアリエッティの関係の深まり加減が適度でよかった。恋愛感情とかそういうとこまであえて行かせないのがよかった。
あと、ネコの描写がめちゃくちゃうまい。そうそうネコってそういう動きするなあ、って思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿