元町のシアター・ジャジーでの中川敬とリクオのライブに行ってきた。どちらも生で聴くのは3回目。いいなあ。うただなあ。うたが聴けたなあ。

ギターとピアノのソロもいいけど、両方あってハモったりするとまた趣が違う。
「海へゆく」「アイノウタ」「永遠のロックンロール」よかった。「見上げてごらん夜の星を」の歌詞がこんなにシンプルでこんなに深いとは。
「満月の夕」は何回聴いても沁みる。
飼い主をなくした柴が 同胞とじゃれながら道を行く
解き放たれ全てを笑う 乾く冬の夕
この歌詞の寂寥感。東京にいて体験できなかった震災の、しかし友人たちがみな経験した震災の景色が目に浮かぶ。この歌詞を書いた時の中川敬は28歳。なんと成熟していることか。40代後半までソウルフラワーユニオンを知らずに生きてきた自分とは大人度が違う。
でもオッさんになってからだとしても間に合ったので、いつも楽しみに聴きに行く。
自分なりに意味があると思える仕事を、信頼し尊敬できる人たちと繋がってできて、ボクシングを習って、酒飲んで、いい歌を生で聴いて、家に帰ればアトム氏がいて、これ以上何が要るというのだろう。
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